≪ ウェブから見た米大統領選 | トラブルのために余裕を ≫
February 13, 2008 1:10 AM
私は父の仕事場である香港で育ち、今でもなにかと家業の手伝いなどで「帰省」することがあります。今の香港は私が住んでいた20年前とは比べ物にならないほど発展し、中国経済の頂点に立っています。本土からは日本のピーク(バブル)時の数十倍の観光客が訪れ、消費を競い合う。より高いものを、より良い物を、と高額商品を買い漁る姿は少し「異常」にも見えますが、どこのブランドも「メインマーケットは中国」と言うのが納得できます。
今回は旧正月の香港で「お年玉」を通じて、そのマーケットを支える民族性を少し理解することができました。既婚者から未婚者、上司から部下へと渡されるお年玉には香港ドルで50〜100ドル(700円〜1400円)ほどが入っていて、知り合い全員にバラまかれます。他人よりすこしでも多く渡すために一人目が1袋渡すと、2人目が3袋、3人目が5袋、という感じで渡します。
本土の人も彼らと同じ風習を持つので、本質的に世界最大の富裕層マーケットは「人より高い、多い消費を競う」という事になります。
コンシューマーの方向を向くのではなく、中国マーケットへのラウンチングパッドである香港を理解・活用し、「必要以上に高い」ものを上手に提供する事がこれからのラグジュアリーブランドが本当に必要としていることだと感じました。
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