アーティストのレプレゼンテーションを開始しました | 今更ですが、Google アラートにはまっています。

ウェブサイトの長期運用について

August 8, 2008 5:32 PM

書きたいことがたくさんあるのですが、なかなか更新が出来ていません。今日は長期運用の話が繰り返し行われていたのでまとめます。FICCでも制作するウェブサイトの大半を運用します。ウェブサイトの運用を成功させるためには、単なるアップデート作業ではなく、フェーズに分けたゴール設定が必要です。単なるウェブサイトや単発のWEBプロモーションを「確かな」効果がある企業メディアへと「効率的に」発展させるためには以下のフェーズ展開が必要です。

・フェーズ1 ファンダメンタル
基盤作りです。最初のフェーズではニーズを持ったユーザーを集客できるようLPOとSEOに集中するべきです。検索エンジンからの評価を上げ、安定的な潜在顧客のトラフィックを獲得します。結果は派手ではないですが、その後の効果に大きく影響してきます。検索ニーズにマッチした情報コンテンツ、効果的な被リンクの獲得方法、そして企業や製品の特徴(メッセージ)を消費者に伝えるコンテンツを用意しましょう。

・フェーズ2 コミュニティ
アクティブなユーザーを囲い込むことでターゲットユーザーに対する接触回数を高めます。インセンティブの提供を行い、メディアバイイングを通じてトラフィックを獲得し、個人情報の登録を促します。一定のユーザー数を持っている他ウェブサイトのデータベースからのオプトインを目的にプロモーションを構成します。アンケートやキャンペーンを通じてアクティブユーザーをスクリーニングし、発信力のあるユーザーに対し積極的なCRMを行います。

・フェーズ3 メディア、ブランディング
集客用の出費が大きな割合を占めているフェーズ1、2とは違い、フェーズ3では形成したコミュニティをインタラクションによってより強力に囲い込み、キーメッセージを伝えるリッチコンテンツでブランディングを行います。他のメディアに掲載されるようなPRネタをウェブから提供することも重要です。ユーザーが楽しく参加でき、インパクトのあるイメージを得られるコンテンツを作ります。

長期でフェーズを分けたウェブ戦略を行わせてくれるクライアントは実際少ないでしょう。しかし、予算があればフェーズ1と2を同時に行う事もでき、コンテンツのソーシャル化などのリスクをクライアント側が背負えれば、全てを短期間で確立することも可能です。重要なのは長期的なビジョンとゴールの設定を行った上でのROIに対するサービス提供者の説明とクライアント側の理解だと思います。

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ABOUT

FICC inc. 代表取締役社長 荻野英希。国内外でのデザイナー、アートディレクターとしての勤務を経て、2004年にFICCを設立。外資系ブランドのWEBコンテンツの企画、制作、運営、マーケティングから戦略的なプロモーションまで、総合的なプロデュースを手がける。

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