September 2008 | November 2008

マネタイズHacksに参加しました

October 30, 2008 10:07 AM

Livedoorさん主催の第二回マネタイズHacksに参加させて頂きました。WEBサービスを運営する上で収支モデルを確立するという事がいかに重要であるか、そしてマネタイズという考え方自体をプロモートすることによって業界全体の活性化を行うという内容でした。根底には「面白さ」と「ビジネス」の両立という考えがあったようで、それを理解できなかった私の提案はあまりにもドライでつまらなかったかもしれません...

ウェブサービスの業界とは畑違いの身分ですが、ウェブデザイン業界にも共通する課題を感じました。「面白さ」や「クリエイティブ」だけを追求するのではなく、しっかりとしたROIが提供されなければ業界自体が衰退してしまうということ。これにはもちろん逆もあり、面白さやクリエイティブを無視しても同じ結果になってしまいます。ユーザー、サービス提供者やクライアント間のWIN-WINの関係を作り上げることこそが良いデザインなのでしょう。

一つ大きな事を学ばせて頂き、たくさんの面白い方々にお会いできた一日でした。次回はもっと勉強してリベンジしたいと思います。

I WANT MY MTV!

October 30, 2008 9:38 AM

日本からは見れなくなってしまいましたね。残念です。

mtv.jpgのサムネール画像

これがあれば従来のMTV自体もいらなくなってしまうと思ってしまいますが、配信プラットフォームの見直しと、ターゲットに合った新しい事業モデルの展開に期待です。画質、音質はさておき...国際的な視聴権利をクリアし、2万曲のクリップ公開にMTVが踏み切った事は今後の音楽ビジネスにどれだけの影響を与えるのでしょうか?

I WANT MY MTV

P.M. Dawn |MTV Music
とりあえず、懐かしい一曲でも貼ってみます。


Massive Attack |MTV Music
こんなのもありました。

Michel Gondry作のビデオ一覧というような見方もできます。

Webディレクターに必要なスキル

October 21, 2008 4:10 PM

Webに限った話ではありませんが、FICCではディレクターに求めるスキルが3つあります。本来、Webディレクターは複数の専門家との仕事を行うため、監督としてチーム内の各プレーヤーの専門職と技術を理解するが必要があります。しかし、それ以上にコミュニケーション、マーケティング、そしてセールスのスキルが無ければ良いディレクションを行う事は出来ません。

■コミュニケーション
これはWebディレクターに限らず、制作に関わるメンバー全員に必要なスキルです。クライアントの要望、プロジェクトの目的や制約などを正しく理解し、自身のアイディアやロジックを相手に伝えること。ディレクターはこのコミュニケーションのハブ(フォーカルポイント)となるため、クライアントを含めた全員とのコミュニケーションが正しく行われるよう情報とその流れの整理を行わなければいけません。

■マーケティング
マーケットの需要を理解し、供給とのマッチングを行う事ですが、Webには実売の市場以外にもマーケティングのスキルを必要とする場面がたくさんあります。検索エンジンへの対策もマーケティングのスキル無しでは的確なキーワードが定められず、せっかくのSEOが力を発揮しません。ユーザーのターゲティングが購買層にマッチしていなければ、集客も無意味になります。また、そこからCRMへと繋げるには購買層にアピールできるインセンティブの選出、そして後の販促活動に活用できるユーザーセグメントが必要になります。また、ユーザーのデータベースやメディアサポート等のクライアントが持つアセット(資産)を見極め、フルに活用する事もWebを構築的に運用する上で大変重要です。何処にニーズとメリットがあるかを理解し、Webディレクターとして複数の要素の組み合わせ、新しいメリットの創出を行う為には無くてはならないスキルです。

■セールス
大多数のWebディレクターの仕事は数万〜数十万単位のユーザーに対し特定の商品やサービスを「売る」という事です。1対1で製品を売る「セールス」のスキルは不可欠です。また、Webディレクターには自身の企画を売り込み、実現させるセールスのスキルも必要になります。売りたい「モノ」がどのようなメリットとエクスペリエンスを提供するかを消費者に伝え、「欲しい」と言わせなければいけません。

この3つのスキルに加えWeb技術やデザインのノウハウはもちろん、多種多様なクライアントと渡り合える幅広い知識が必要になります。Webディレクターには専門職とジェネラリスト両方の素質が必要とされるのです。

プロモーションサイト

October 21, 2008 9:30 AM

プロモーションサイトというとどうしても短期的なキャンペーンものを思い浮かべてしまいます。専用URLだったり、大きなメディアバイイングとつながっていたり、広告からの応募への受け皿といったイメージをお持ちの方も多いと思います。しかし、このようなプロモーションサイトにはFICCで考えるWebサイトの「企業資産としての価値」が創り難く、費用対効果が低いものとなってしまいます。Webのひとつの利点としては設計次第でニーズを持ったユーザーが自分から来てくれるという事。せっかくプロモーションサイトでCRMを行っても、登録するユーザーの大半が広告媒体から賞品目当てで来たのでは意味がありません。有効なユーザーを検索やターゲティングされた媒体から集客し、登録を促す。そして、それらのユーザーを活用できるようセグメントし、ダイレクトアプローチのパーミッションを取っておく。 LPOとCRMを長期的に行えるサイトこそ企業の資産となるプロモーションサイトだと思います。

LPOとWEB事例について

October 16, 2008 11:10 PM

最近何かと話題になっているLPOですが、FICCで制作を行っているサイトの多くもLPOを行っています。LPOの形はサイトによって様々ですが、ターゲットとするキーワードに関連する検索をリストアップし、それらにマッチするコンテンツを作るという手法(ユーザーニーズへのマッチング)は変わりません。LPOを目的とするページの形状はFAQ、ブログ、ニュース記事、マニュアルコンテンツなど色々な形があります。しかしLPOだけではWEBは成立しません。そもそもページによる到達率の最適化(LPO:Landing Page Optimization)という意味合いを持つLPOでユーザーを「到達」させた後は、どのように目的のアクションへと誘導するかが最も重要なポイントです。LPOを通じて得たトラフィック(集客)はニーズの高いユーザーを多く含みます。そのユーザーに有益な情報を与え、購入やCRM、口コミなどへと効率的に誘導するための綿密な設計とプロモーションプランが不可欠なのです。

LPOは複数のページを通じて、たくさんのキーワードからの集客をカバーする事により、安定的かつ継続的なユーザーの集客を得ることが出来ます。情報を多く持つ現代のユーザーによって検索が複雑化し、より専門的になっている事も注目される理由の一つかもしれません。企業にとって「潜在顧客との貴重な接触回数を顧客側からの自主的訪問と言う形で実現する 」LPO。成功の為にはユーザーニーズを理解するマーケティング能力、人と機械へ情報を伝えるライティングとコミュニケーション能力、目的のアクションへと誘導するセールス能力全てが必要になります。

FICCでLPOを行っているWEB事例をいくつか紹介します。
FAQによるLPO - マスカラマガジン - マスカラQ&A
製品カテゴリーに対する検索を全てカバーする情報サイト - puremineral.jp
製品の効果を求めるユーザーをニーズからランディングさせる - danone.co.jp
ユーザーの「悩み」に対するソリューションを提供する - revitalift.jp

その他のWEB事例はFICCの制作物一覧をご覧下さい。

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ABOUT

FICC inc. 代表取締役社長 荻野英希。国内外でのデザイナー、アートディレクターとしての勤務を経て、2004年にFICCを設立。外資系ブランドのWEBコンテンツの企画、制作、運営、マーケティングから戦略的なプロモーションまで、総合的なプロデュースを手がける。

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WEB DESIGN WORKSHOP 「正しいウェブデザイン」

デザイナーに向けたWEB雑誌、『WEB+DESIGN STAGE』にて、『WEB DESIGN WORKSHOP「正しいウェブデザイン」』を掲載執筆中。戦略的なウェブプロモーションのプロセスを紹介します。