セールスコンテンツマトリクス | ステップメールを活用したWEBプロモーション事例

コミュニケーションを学ぶ

July 12, 2009 10:06 AM

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日本人はコンテンツを作る能力には長けていると思います。それが文化なのか、教育システムなのか、メディアの強さによるものなのかはわかりません。ただ、この国は間違いなく世界で最もクリエイティブなコンテンツを「消費」する国でもあります。インターネットの普及により情報がメディアに独占されなくなり、その消費スピードは大きく増しました。様々なツールにより、コミュニケーションはより断片的なものになり、消費者は編集された情報より、お互いが提供する情報の集合やストリームを重視するようになりました。

同調性の強い日本の社会の中で、自身の周りの情報を把握する事は大変重要なことなのでしょう。しかし、十年前に比べ、個人が把握すべき情報は爆発的に増えました。同調する事に抵抗ができない子供や若者にとっては、彼らの親の世代が理解できないほど情報収集に対するプレッシャーが存在すると思います。

今、教育で変えなければいけないこと。そして子供や若者に身に付けてもらわなければいけない力はまともにコミュニケーションを取れる力ではないでしょうか?ニュースを見ているとコミュニケーションが取れない人間が社会に取り残された結果引き起こす無差別な事件が目立ちます。情報が溢れ、断片化し、チャネルが複雑化するなかで、コミュニケーションのノウハウを持っていない人たちは社会から切り離されているのです。もちろん、同調性をそこまで重視せず、自身の意志や価値観で生きるという教育もこの国には圧倒的に足りていません。でも何より、自身の気持ちや考えを相手にちゃんと伝える方法を学ばせる必要があるのだと思います。

WEBの様々な技術の進化によって、コミュニケーションの断片化は今後も進んでいくでしょう。情報の量は増える一方です。良いコンテンツを作るという一般的な教育も重要かもしれませんが、コミュニケーションをデザインする教育が広まれば、日本という最先端のコミュニケーションと古い社会制度が混在・対立する社会のストレスが少し減るような気がします。

先日のシンポジウムでは、このようなコメントを求められていたのかもしれませんね。自分の準備不足に反省です。

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FICC inc. 代表取締役社長 荻野英希。国内外でのデザイナー、アートディレクターとしての勤務を経て、2004年にFICCを設立。外資系ブランドのWEBコンテンツの企画、制作、運営、マーケティングから戦略的なプロモーションまで、総合的なプロデュースを手がける。

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