December 22, 2008 4:52 PM
国内のWEBデザイナーに作品発表の場があって欲しいという気持ちから立ち上げたAnotherBookmarkも来年で開始から3年を迎えます。最初はFICCの社内ブックマーク共有ツールといった感じでしたが、現在は参加コントリビューターも100人を超えるソーシャルブックマークサイトに成長しました。そんなAnotherBookmarkに今年一年間で投稿されたたくさんのブックマークの中から、ABMユーザーによる「お気に入り」登録が最も多く、話題性の大きかったものをピックアップしました。皆様の投票でブックマーク・オブ・ザ・イヤー2008を決定したいと思います。是非以下のリンクよりご参加ください。
December 16, 2008 10:41 AM
・WEBプロモーションでテレビの視聴率を上げる方法
昨日のエントリーの後に、実際にテレビの視聴率を上げるWEBプロモーションの仕事があったとしたらどのようにやるかを考えてみました。テレビのメディアサポートがあるとすれば、まずはCMからわかりやすいインセンティブでWEB、モバイルへと集客を行います。時期的にお年玉企画とかで現金プレゼントをやってもおかしくは無いので、そのようなもの。1,000人に1万円が当たるとかでしょうか?
集客した視聴者に対してはアンケートを実施し、「番組の好み」と「テレビの視聴パターン」を収集します。ドキュメンタリーが好きなのか、お笑いが好きなのか、できれば詳細なジャンルまで。また、好みの芸能人なども。更に平日の帰宅時間、週末の起床時間、食卓でのテレビ閲覧、家族構成、視聴する環境(部屋、人数など)、ニュースの視聴時間(パターン)など、テレビの視聴に対する行動パターンが詳細にわかるようにします。番組情報に対するアラートのパーミッションと配信希望時間(回数)。それだけ取っておけば、番組内容を見たいと思う人で、見れる環境にいる人に知らせることができます。十分な人数を集められれば確実に視聴率は上がります。
視聴者にどんな番宣を見せても見る意思が無ければ見ないでしょうし、見る環境にいなければ見ることができません。ユーザーのプレファレンス(好み)とルーチン(行動パターン)を詳細に把握し、モバイルへのメールで通知を行えばユーザーの属性だけでなくピンポイントで最も転換しやすいシチュエーションからの誘導が可能になります。見たい人が見れる環境で見てくれさえすれば良いのです。
・実店舗の売り上げを伸ばす方法
この方法で実店舗の売り上げを伸ばすことも可能です。消費に対するパターンとダイレクトにアプローチできる人数が重要なので、単価が低いコモディティ(スーパー、コンビニ、薬局などの商材)ほど有効な手法と言えるでしょう。
広告から個人情報獲得のためにキャンペーン等を設け、販売している製品に対するプレファレンスとルーチンをユーザーから収集します。収集した情報を基にユーザーをセグメントし、メールの最も効率的な配信スケジュールを各ユーザーグループに対して設定します。製品のアピールを簡潔に伝えられるメールを用意し、あとは送信するだけです。たくさんの消費者が毎日のルーチンとして行う消費に少しだけ影響を及ぼすことができれば、売上は必ず上がります。

・広告から販売促進へ
企業がROIを求めると、流れは自然と広告から販売促進へと向かいます。WEBを使ったセールスプロモーションは購買ターゲットの抽出が主な仕事となります。購入アクションに最も近い人達を見つけ出し、広告を「情報」として伝え、購入へ誘導する。消費者の属性やプレファレンスに応じたダイレクト(メール)マーケティングは、モバイル活用によって行動パターンに対するマッチングも可能になります。
December 14, 2008 5:32 PM
TV局や新聞社の赤字というニュースを最近よく目にします。そして、TVや新聞コンテンツのネット配信についてもたくさんの動きが出てきています。企業の媒体費も従来の純広告からWEBへとシフトしつつあり、私たちの仕事もそのような企業のコストカットに大きく貢献していると実感しています。 ROIを重視したWEBの販売促進活動は今後数年で大きく伸びる分野でしょう。たくさんの企業が効果的に販促を行い始める中、何故テレビ局はWEBを活用しないのでしょうか?家族が数人業界で働いている意外はあまり詳しくはありませんが、不思議に感じてなりません。
・特殊な人材
「WEBリテラシーの高いクライアント」と出会うようになったのもここ最近の話だと思います。IT系のバックグラウンドから一般企業へと転職する事がキャリアアップに繋がった人もいるでしょう。しかし、テレビ局にいきなり転職する事はそう簡単な事ではないと思います。テレビの世界で働いている人たちを見ると、暗黙の了解とも言える独自の常識やたくさんの専門的なノウハウのなかで生きているように見えてしまいます。もちろん、新聞社も同じ事でしょう。そのような「特殊」な業界では外部からの人材の交流はあまり行われないのではないでしょうか?また、絶大なメディア力を自社で持っているだけにWEBで出来る事は軽視されるのでは無いでしょうか?そんな理由から、WEBに対するリテラシーは向上しにくい環境だと言えると思います。
・守られた環境
テレビ業界に新規参入という事はできません。政府の規制によって守られている業界です。競合は何十年も変わらない人たちだけです。しかしWEBでは大企業も個人も投資できる金額以外は変わりません。小さな会社が大企業から顧客を奪う事はそこまで難しい事ではありません。小さな新規参入によってトップシェアを持つマーケットリーダーが脅威にさらされる可能性があるのです。一般企業の中で手探りで作られたWEB担当部署は競争によって力をつけてきました。今でも新しいシェアを確立する事よりも競合を意識した企画がたくさんの企業で好まれるのもそのような背景があるのかもしれません。テレビ業界にはその心配が無かったのでしょう。新しい番組の宣伝等がテレビ局の公式サイト外で展開されるのはあまり目にしません。
・商売の特性
軽視されたメディアとして、WEBに予算がかけられる事もあまりありませんでした。大体のテレビ局のWEBサイトには驚くほど低い予算で制作されています。直接的な実売に結びつけにくいからかもしれませんが、番組単位では視聴者が求める最低限の情報提供しか出来ないのが当たり前になっています。媒体としての価値を測定する方法も視聴率という絶対的な物差し一つしかありません。スポンサーの目に触れる可能性が高いOOHなどは優先的に購入され、貴重な放送時間は番宣に費やされていきます。
では、テレビはどのようにWEBを活用できるのでしょうか?
・WEBの活用1:芸能人ブログ
安直ですが、芸能人ブログ。今では出演者自身がWEB上でメディア力を持っています。コンシューマー製品をヒットさせる事ができる芸能人ブログを活用すれば、視聴率の向上はそこまで難しいことでは無いと感じてしまいます。
・WEBの活用2:CRM
最近フジテレビを見るとお肉や蟹などがあたるキャンペーンがありましたが、テレビ局はこういったオープン懸賞をもっと真剣に行うべきだと思います。日本人は嫌でもテレビを見てしまうので、視聴者一人一人の好みや属性を把握することは絶対にロイヤルティの向上につながります。見たい番組のお知らせがメールでくれば、僕は見ると思います。また、「こんな人たちが見ている」という詳細なデータをスポンサーに提供できたらどうでしょう?またはTVCMと連動したメールマガジン、スポンサーサイトのキャンペーンへの誘導。テレビ発のCRMには様々な可能性があります。
・WEBの活用3:検索
テレビから発信される情報は大量の消費者の検索を引き起こします。これをリスティングやLPOで企業のWEBサイトが拾い集め、更なる広告効果へと導いています。放送される内容を事前に詳細に把握しているテレビ局が消費者ニーズにマッチしたWEBサイトを運営すれば、どれだけの消費者の購買意志を誘導できるでしょうか?純広告だけでなく、WEBと連動した広告は大きな媒体価値があると思います。
・WEBの活用4:自社のメディア力を活用したオンラインメディアの確立
テレビのメディア力を持ってすれば、数百万人規模の会員数を持つオンラインメディアを作る事もそう難しくはありません。様々なトピックにフォーカスしたソーシャルメディアを展開し、ターゲティングされたROIの高い広告媒体を作る事ができます。企業が自社製品やサービスの宣伝の為にソーシャルメディアを立ち上げるより遥かに効率的な集客・運営ができるはずです。
テレビがWEBを活用すれば、消費者と広告主にメリットの高い様々なビジネス展開が可能になると思います。不況からの媒体費のシフトにより、テレビ対ネット的な無意味な意識の対立が目立っているように思います。しかし、今こそメディア同士の親和性を創造する小さな工夫が必要なのではないでしょうか?
December 8, 2008 9:28 AM
現在FICCで制作しているECサイト、wirebag.jpは「クリスマスプレゼント」というキーワードでYahooの検索結果1位を獲得しています。今は時期的に大変検索数も多く、ユーザーの到達が具体的な消費目的なのでコンバージョン率も非常に高いです。Yahooがスポンサーリンク枠を検索結果のように見せはじめた後でも、たくさんの購買につながっています。
最近ではFICCにもSEO中心のお仕事が増えています。多くの企業がWEBリテラシーの向上と一向に明るい兆しの見えないこの経済状況からWEB戦略を活かした集客のコストカットを重視しはじめているのだと思います。新しいサイトを制作する際は必ずユーザーの検索ニーズを中心に行いますし、既存のWEBサイトのSEOコンサルティングを頼まれるまでになりました。SEOは技術的なノウハウさえあれば出来るものですが、重要なのは今回のケースのように「コンバージョンの高いキーワードを選ぶ」事です。これにはマーケティングのスキルが非常に重要になります。その製品・サービスにどの様な需要があるかを徹底的に洗い出す。または見落としている隠れた需要を見つけ出す。そんなスキルが必要なのだと思います。
December 3, 2008 11:45 AM
「バズマーケティング」という言葉を聞くとブロガーを使ったプロモーションが思い浮かぶと思います。本来は「販売ターゲットに対して影響力のある集団から販売促進活動を行う」ということ。この「影響力のある集団」は必ずしもブロガーである必要はありません。何らかの形で消費者の購買意識に影響を及ぼせる人であれば良いのです。
では、どのようにその「影響力のある集団」を見つけ出し、コンタクトするべきでしょうか?コンシューマー製品を扱っている企業であれば数十万人の顧客情報を持っていることも決して珍しいことではありません。その中には実際に口コミを頻繁に行う人、サイトにレビューを投稿する人、SNSで影響力を持つ人、そしてもちろんブロガーも含まれています。抽出には何らかのインセンティブを提供し、アンケートを実施するだけで十分です。マーケティングを自主的に行ってくれる消費者の「集団」とダイレクトにコンタクトを取ることができれば、WEBプロモーションの費用対効果は大きく増します。
この手法は考え方次第で、かなり色々な事ができてしまいます。具体的な事例なんかを知りたい方はご連絡ください。